オブシディアンについて
火山岩の一種、 酸性の溶岩が地上で急激に冷やされることで生じる鉱物で、比較的多くの大きな原石が採掘されるため、市場価格は比較的に安価な石です。
ガラスとよく似た性質を持ち、割ると非常に鋭い破断面(貝殻状断口)を示すことから先史時代より世界各地でナイフや鏃(やじり)、槍の穂先などの石器として長く使用された石です。
光の当てると、ピンク、グリーン、イエローなど、様々な色のシーン効果が見られる「レインボーオブシディアン」 (Rainbow Obsidian) などが有名ですが、白い斑点のような模様が見られる「スノーフレークオブシディアン」 (Snowflake Obsidian)や酸化的の影響で赤茶色に色づいた「マホガニーオブシディアン」(Mahogany Obsidian) 、ゴールドのシーン効果が見られる「ゴールデンシャインオブシディアン」(Golden shine Obsidian)、そして2017年前後に新たに採掘されたシルバーシーンが見られる「シルバーオブシディアン」(Silver Obsideian)等があります。
オブシディアンの意味・云われ
直観力を高める、悪習慣・悪縁を断つ、活力アップ の石と知られるオブシディアン。また すべての本質や未来を見通す力があると信じられて いたことから、魔術や占い等の儀式に用いられたと云われています。
オブシディアンの鉱物情報
英名: | Obsidian |
和名: | 黒曜石(こくようせき) |
主な産地: | アメリカ・カナダ・メキシコ・中国等の火山帯 |
化学組成: | SiO2+CaO、Na、K他 |
硬度: | 5 |
比重: | 2.339 – 2.527 |
結晶: | 非晶質 |
オブシディアンの浄化方法
・流水
・日光浴
・月光浴
・セージ等のハーブによるスマッッジング
・水晶等のクラスターやさざれ石