ガーネット(柘榴石)

ガーネット 柘榴石

ガーネットについて

1月の誕生石としてよく知られるガーネット(Garnet)は、『実りの象徴』とされており、
名前の起源は、ラテン語で【種子】という意味の【granatus】に由来するとされています。
日本では、ざくろに似ていることから『柘榴石(ざくろ石)』と云います。
特に透明度の高い赤色、オレンジ色、黄色、緑色のものは宝石として装飾用に使用され、オレンジ色のガーネットは、ヘソナイトガーネット(Hessonite Garnet )と呼ばれ、ガーネットの中でも人気の高い種類のひとつです。
丸く磨き上げられたガーネットはカーバンクルと呼ばれています。


【特に人気の高いロードライトガーネット】
ガーネットの中で最も流通量が多いロードライトガーネット(Rhodolite Garnet)別名「薔薇柘榴石」は、ガーネットを代表する宝石。
パイロープ(Pyrope)とアルマンディン(Almandine)というガーネット2種の成分が混ざり合うことで生まれ、紫と赤が美しく混ざり合ったワインレッドの色合いが特徴です。
近年は、鮮やかな紫色が美しいパープルガーネットと呼ばれる色合いも産出されるようになり、ロードライトガーネットの中でも高値で取り引きされ始めています。


酸化珪素を主成分とする鉱物を「珪酸塩鉱物」と云い、水晶系宝石はじめ多くのジェムストーンが属する鉱物種なのですが、ガーネット族はその珪酸塩鉱物の花形的地位にある宝石グループの一つです。

メキシコ産グロッシュラーガーネット
Grossular Garnet (Mexico)
メキシコ産グロッシュラーガーネット
Grossular Garnet (Mexico)

ガーネットの産地としては、スリランカ(Sri Lanka)アフリカ(Africa)マダガスカル(Madagascar)タンザニア(Tanzania)メキシコ(Mexico)などが代表的ですが、スリランカ(SriLanka)産のものは既に鉱山が閉鎖されているため、現在は産出されていません。マダガスカルからは良質なカラーチェンジガーネットが産出することが多いですが、スリランカ産の方が珍しいとされています。

ガーネットの意味・云われ

血液の流れをスムーズする、体内の老廃物を排出させる、信頼と愛、真理的な不安定感の解消、マイナスエネルギーがら守護する、出産、精力を高める。

スリランカ産オレンジガーネット
(ヘソナイトガーネット Hessonite Garnet )

ガーネットは別名「勝利の石」。忍耐力と精神力を養い、困難や障害に負けず、前向きに乗り越えられるよう力を貸してくれます。これまでの努力を実らせて、勝利へと導いてくれるでしょう。さらに、肉体と精神、両面のエネルギーを活性化させる石で、生活の不安や苦しみから来る恐怖心等のマイナス感情を、明るいエネルギーに変え、人を愛する気持ちや寛大な心を高めてくれます。
また、この石が象徴する「実り」は恋愛面においても有効です。古来より友愛や絆の証としてガーネットを贈ったと伝えられています。赤という色は情熱や刺激を表しています。目標に向かって頑張る気持ちや、初めてのときめき、強く願った想いなどを呼び起こさせ、持つ人に幸運と達成を与えてくれるでしょう。

ガーネットの鉱物情報

英名:Garnet
和名:柘榴石(ざくろいし)、鉄礬柘榴石(てつばんざくろいし)、鉄橄欖石(てつかんらんせき)、薔薇柘榴石(ばらざくろいし)
主な産地:スリランカ、アフリカ、マダガスカル、タンザニア、メキシコ等
化学組成:

主な固溶体

・鉄礬柘榴石(アルマンディン)Fe2+3Al2(SiO4)3

・苦礬柘榴石(パイロープ)Mg3Al2(SiO4)3

硬度:7.5
比重:3.95-4.25(含まれる成分により変わる)
結晶:等軸晶系

ガーネットの浄化方法

・日光浴※1
・月光浴
・セージ等のハーブによるスマッッジング
・流水
・水晶等のクラスターやさざれ石
・音叉(クリスタルチューナー)
※1 長時間直射日光に当てる事は避けてください。

備考・販売ページ

ガーネット 柘榴石
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