シトリン(黄水晶)

シトリン 黄水晶 citrine

シトリンについて

11月の誕生石として知られるシトリン (Citrine) 。
シトリンは無色透明な水晶に鉄イオンが含まれることで黄色に変色した水晶の変色種です。
他にもアメジスト(Amethyst)、ローズクォーツ(Rosequartz)などが水晶の変色種として知られています。
シトリンが天然で生まれることは非常に稀であり、市販されているシトリンのほとんどは、アメジストに人工的な熱処理を加えて黄色に変色したものです。
天然のシトリンは、地中深くに結晶したアメジスト(Amethyst)が、マグマなどによる熱干渉を受けて黄色く変化したり、水晶に放射線が加わって黄色く変化したものです。

多くのシトリンは、ブラジル(Brasil)、インド(India)、チリ(Chile)、ザンビア(Zambia)、ジンバブエ(Zimbabwe)から産出されますが、非常に希少な、最高品質のシトリンは、ブラジル(Brasil)、スペイン(Spain)、 マダガスカル(Madagascar)、ロシア(Russia)から産出されます。

シトリンの中でも希少価値があるのが、レインボーシトリン、シトリンファントム。
レインボーシトリンは、長い時間の流れの中で水晶が成長する過程において、地球規模のエネルギーが加わると水晶はゆがんだり、内部にクラックが入ったりします。そのクラック層の中で光の干渉現象で現れる虹色効果(虹色のイリデッセンス)をもつ水晶がレインボークオーツです。また、成長の途中過程で他の鉱物が薄い膜を張ることで、虹色効果(虹色のイリデッセンス)が出るものもあります。
シトリンファントムは、水晶の結晶が生成していく過程で、一旦成長が止まり、その後再び成長を開始した時、錐面の境目に他の物質を取り込むことで、山の幻影を思わせる木の年輪のような模様ができている水晶のことを指します。

シトリンの意味・云われ

商売繁盛、金運、 充実した日々を送る、 太陽エネルギー、幸運を招く。

昔から“商人の石”と呼ばれ、豊かさと繁栄を引き寄せる意識とつながっています。
豊かさを引き寄せるには集中力と強い意志が必要です。また、繁栄とは単に経済的に豊かであることを意味するのではなく、心の豊かさに気づき、必要なものはすべて宇宙が与えてくれるという安心感に包まれた状態を指します。

シトリンの鉱物情報

英名:Citrine
和名:黄水晶(きずいしょう)
主な産地:ブラジル、インド、チリ、ローデシア(ザンビア・ジンバブエを合わせた地域の名称)等
化学組成:SiO2
硬度:7
比重:2.65
結晶:三方晶系

シトリンの浄化方法

・日光浴 ※1
・月光浴
・セージ等のハーブによるスマッッジング
・流水
・水晶等のクラスターやさざれ石
・塩
・音叉(クリスタルチューナー)
※1 長時間直射日光に当てる事は避けてください。

備考・販売ページ

シトリン 黄水晶 citrine
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